すごい勢いでネタバレっぽいです。笑
プレイ中の方は読まないことをオススメします。。。
主人公死亡説で記憶もずっと持ってる3月です。
マンガ用にきったものなので短いです。
どうぞ。。。
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僕は世界を救えない。 救えない救世主。
チャイムと共に動き出す生徒達。
それぞれが自分の居るべき場所へ還って行く。
やわらかい午後の日差しの中
僕はいうことを利かない身体を無理やり引きずって
この一年過ごした寮への道を進む。
ガチャン
誰よりもはやい帰寮だから
扉を開いても声がかかることはない。
小さな声で一人「ただいま」と声をかけて。
いつもの様にフロントで帰寮時間を記入すると
そうそうに自分の部屋に戻る。
部屋に入るとますます身体が重くなって動かない。
緩慢に制服を着替えると僕はそのままベッドに倒れ込む。
深い溜息をついて目を閉じれば
あっと言う間に意識が遠ざかった―――――。
其処はあの日から度々訪れている場所だ。
真っ暗で、暖かで、深い場所。
おそらくベルベットルームよりもっと深い処だ。
きっと母の羊水の中はこんな感じだろう。
此処では身体の苦痛は感じない。
其処で僕は眠りについただろう彼に語りかける。
其処は寒くない?苦しくない?寂しくない?
ごめん。もう少しだけ。もう少しだけ待ってろ。
最後の約束を果たさないといけないから。
其処は世界の中で何処より彼に近い場所だろうから。
きっと届くだろうと語りかける。
ごめん。
僕には此れぐらいのことしか出来なくて。
本当の意味で
僕は世界を救えない。
世界は何も変わらない。
僕が出来るのは
彼が目を覚ましてしまわないように
優しい子守唄を唄ってあげることだけ。
其れを“奇跡”と言うのなら
そうに違いないのだろうけれど。
其れを忘れて欲しくない僕は
代わりに大切な人たちに大きな傷をつけて逝く。
何より守りたい人たちに消えない傷をつけて逝く。
僕は世界を救えない。
ああ、どうか。
これから流れる時間が彼等にとって
穏やかで優しいものでありますように。
多くの喜びが訪れますように。
沢山笑って過ごせますように。
其れが世界を救えない僕の
せめてもの願いです―――――――――。
世界を救えないヒーロー大好きです。ニコリ
そして未来のないヒーロー大好きです。
でも世間ではあまり需要はないらしい。。。残念。
いや、これでも自分はすごい幸せ嗜好だと思ってるんですけど!
幸せ嗜好だからせつなくて萌えるんだと思うんですけど!
この後部屋に様子を見に皆来てくれるんだ・・・!
幸せ・・・!!(頭がメデタイ。
これ本当は同人誌の最後とかに持ってこようかと思ったんですが。。。
フェスが出るしね。感想変わるかもしれないしね。
出せるだけ出しておきます。マンガにするかもだけど;